2010年1月13日水曜日

No Chewing No Chicken




皆書いたりしない事だが
宮崎の「もも焼き」用の鶏肉には、大きく分けて3種類存在する。

地頭鶏
廃鶏
種鶏

ここ最近は「地頭鶏」が勢力を拡大している。
もも焼きとしての醍醐味である『噛みごたえ』や『野性味』は息をひそめ、必死に噛むという事は必要ない。調理方法も多種多様だ。

前出の『丸万』は正統派のもも焼き屋であるが、ある日を境にもも焼きの前につく筈の「地鶏」という2文字をはずした。「地鶏」には難しい定義付けをされたからである。
この定義付けにより、帰省の度に訪れ、弊店の指針としているこの丸万本店のもも焼きが地鶏と呼べないのである。食べ物は、その呼び名もとても重要だと感じている。しかも昔ながら、伝統的な呼び方さえも変わったのだ。

宮崎県はそっち側をえらんだ。

ちなみに弊店は「廃鶏」を使用しております。

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